2013年12月21日土曜日

Geino Xmas 2013 前夜祭が開催されました!

芸濃地域の一大イベントであるGeino Xmas。
会場となる芸濃総合文化センターのイルミネーション装飾は、前回ブログでもお伝えしたとおり徐々に進み、その仕上げとも言えるペットボトルツリーの吊り上げ作業が12月21日(土)の朝から行われました。
103本のワイヤーに通されたペットボトルを巨大クレーンで吊り上げ、傘のように広げながら、設置位置まで移動します。
この日は、朝9時から小・中学校や一般のボランティアの方々が集まり、作業に加わっていただきました。









































103本のワイヤーの順番を確認しながら広げる作業から始まり、交差しないように位置を整え、障害物を避けながら、約2時間で設置予定位置へ到着しました。作業後は、皆で手作りカレーライスを味わいました。




そして夜。ペットボトルツリーを加えたイルミネーションの点灯式が行われ、恒例のおもちつtきや、ブラス芸濃と芸濃中学校によるコラボ演奏。幼稚園児によるパフォーマンス、電飾カーの場内パレードなどが行われ、華やかな前夜祭となりました。













明日はメインイベント!
更に盛り上がります!!!

2013年12月13日金曜日

Geino Xmas 2013 の開催まであと1週間・・・

Geino Xmas 2013 の開催まであと1週間ほどとなりました。
会場となる津市芸濃総合文化センターのイルミネーション装飾も徐々に出来上がり、前回お伝えしたときから、「希望の鐘」が加わり、現在の完成度70%!






ただし、スロープが完成していないので、まだ鐘を鳴らすことは出来ません。近日中に出来上がるそうです。
 これに、ペットボトルツリー、手作りメリーゴーランドが加わると100%!となり、さらにステージパフォーマンス、電飾カー、花火が加われば、200%となります。

 「希望の鐘」は東日本大震災が発生した年に、全ての子どもたちの夢が叶いますようにと加えられました。その希望の鐘もGeinoXmas実行委員会メンバーでもある地元の鉄鋼製品加工会社で制作されました。
 クリスマスに特別な想いを寄せる人は多いと思います。子どもだけでなく、大人も・・・
 皆が幸せで過ごせますように・・・みんなの想いを乗せて、会場に鐘の音が響きます。
 そして、いろいろな想いを乗せて毎年GeinoXmasが開催されます。

 18日(水)から20日(金)は、依頼のあった子ども会などを中心にパレードカーが各地・各施設を訪問し、夜には芸濃総合文化センターで、電飾カーが走ります。
 21日(土)は前夜祭。午後4時から、もちのふるまいやブラスバンド演奏、ちびっこダンスステージ、場内電飾カーパレードなど盛りだくさん。
 22日(日)はメインイベント。午後1時から始まります。Kidsステージや各種パフォーマンス、電飾カーパレード、ファンタジー花火、プレゼント交換会など更に盛りだくさんな内容となっています。
 詳しくは、チラシをご覧下さい。


PS ボランティア募集のお知らせ
 14日(土)・15日(日)は、会場となる総合文化センターで、いずれも午前9時から、おなじみの手作りメリーゴーランドの設置等イベント準備が行われます。
 21日(土)は午後4時頃から前夜祭が行われますが、朝9時からは、ペットボトルツリーの吊り上げ作業が行われます。いずれも沢山の手が必要となりますので、是非ご参加ください。

2013年12月6日金曜日

Geino Xmas 2013開催まであと少し・・・

 Geino Xmas 2013の開催まであと2週間ほどとなりました。
  会場となる津市芸濃総合文化センターのイルミネーション装飾も
徐々に出来上がり、現在、完成度 60%!
















 これに、ペットボトルツリーと希望の鐘が加わると 100%! となり、
さらにステージパフォーマンス、電飾カー、花火が加われば 200%!
となります。

  その中でもイベントのシンボルでもあるペットボトルツリーの作成も
順調に進んでいます。毎年、ペットボトルツリーの作成は、市民へ呼
びかけて集まったペットボトルに実行委員会のメンバーが穴を開け、
その穴の開いたペットボトルにワイヤーを通し、傘のように広げて、
巨大クレーンで吊り上げるのですが、そのうち、ペットボトルにワイヤー
を通す作業と傘のように広げて巨大クレーンで吊り上げる作業に関
しては、毎回、市民へ呼びかけ、共同作業で作成が進められます。

  12月1日は、その中の1つ、ワイヤーを通す作業が芸濃総合文化
センター駐車場で行われました。


 
  この日は、地域の小・中学校の先生や児童、保護者らが集まり、
103本のワイヤーに約8,000本のペットボトルが通されました。














 
 作業の最後に、参加者それぞれがペットボトルに願い事を書いてい
ました。












 


 次は21日、前夜祭の日の朝9時から、傘のように広げて、巨大クレ
ーンで吊り上げる作業が行われます。沢山の手が必要となりますので、
是非ご参加ください。
 そして、その夜に点灯式が行われます。協力していただいた方は、
感動間違いなしです。

  翌22日は、メインイベント!
詳細は、17日朝刊にプログラムが折り込みで入りますので、ご確認の
うえ是非ご来場ください。

 PS 芸濃総合支所1階 エントランスに一足早くペットボトルツリーが
   登場しました。

   実行委員会の皆さん、ありがとうございます。

2013年10月28日月曜日

Geino Xmas 2013 始動!


 暑い日が続いて、秋の気配があまり感じられない状況でしたが、今年は台風の発生が多く、発生のたびに涼しくなってきました。慌しく暦も進み、気がつけば芸濃地域最大のイベントGeino Xmas 2013まで2ヶ月を切りました。
今年もいろいろと準備が進められていますが、その中の1つ、エコ・ペットボトルツリーの制作作業も始まっています。
例年、制作には約8,000本のペットボトルが必要で、芸濃地域14ヶ所に回収BOXを設置しました。



ペットボトルを出していただく際には、

 1. ペットボトル内を水でよくすすいでください。

 2. キャップとラベルは、はずしてください。
   キャップは、イベント当日に総合文化センターで   
   別途回収します。
   ラベルは、容器包装プラスティックの回収日に
   家庭ゴミとしてお出しください。

 3. つぶさずに回収BOXへ

回収BOXは10月1日~11月30日まで設置しています。

ご協力をお願いします。









また毎週火曜日、金曜日の夜に津市商工会芸濃支所の倉庫で作業しています。
冬の夜空に吊り上げるエコ・ペットボトルツリーは地域のシンボルであり、地域の子どもたちに夢を届けたいという思いで作られていますので、興味のある方はお立ち寄りください。

以下は、そんな作業風景です。

10月25日(金)、今年8回目の作業日。
回収BOXのペットボトルを集めてくる係りと、集められたペットボトルに穴を開ける係りに分かれて、黙々と作業が進められます。















ペットボトルの底に穴を開け損なうと、手の平に穴が・・・


  
Geino Xmas 2013
 12月21日(土) 16:00~ 前夜祭   
 12月22日(日) 13:00~ メインイベント
詳しくは、12月上旬に新聞折込でチラシが入ります。



メリーゴーランド

花火

2013年8月19日月曜日

楠原地区に伝わる夏の風物詩

毎年8月14日になると、楠原の公民館から太鼓と鉦の音が地域に響き、地区内の故人を偲ぶ行事が始まります。


その太鼓の叩き手となるのが地元の小学生。
公民館に集合し地域の先輩たちから太鼓や囃子を教えてもらい練習します。
公民館から響く太鼓の音は地域に「今年も夏が来た」ことを知らせてくれます。


午後6時半、太鼓とホラ貝の音を聞きつけて、地元の人たちがお寺に集まってきます。
子どもたちは、集まった地域の人たちの前でこれまで練習してきた成果を精一杯披露します。


地元を離れた人たちもこの行事に合わせて帰省し、太鼓の行列についてまわりながら懐かしい面々と懐かしい話に花を咲かせます。年々人口が少なくなってきている楠原地区もこの日は通り一杯の人でにぎわいます。
行事が終わると、子どもたちはご褒美のジュースをもらって家に帰り、集まった従弟たちと庭先で花火などをして楽しみます。

毎年太鼓の練習や指導を続けていくのは大変なことですが、地域に根付いた伝統行事としてこれからも続いていってほしいと思います。

2013年7月30日火曜日

芸濃名所めぐり 自然編 その3 ~小野平の滝(稲子の滝)~

毎日暑い日が続きますので、少しでも涼を感じていただきたく、芸濃地域にある滝をご紹介したいと思います。
県道42号線津芸濃大山田線と県道28号線亀山白山線の交差点、安西橋を渡り、南へ約2km進むと、小さな案内看板があります。
これを右折すると砂利道となり、さらに進むと小さな橋があります。この下の川が滝川で、橋を越えると道は舗装されていますが、さらに川の上流に向かって進むと途中から未舗装の荒れた林道となり、約1.2kmのところに、滝まで約500mの看板がありますが、滝は右下にわずかに見える程度ですので、見落すかもしれませんのでご注意ください。




今回は、芸濃名所めぐり第3弾として、『小野平の滝(稲子の滝)』をご紹介します。
まずは、小野平の滝にまつわるお話から・・・

昔、芸濃の小野平の山の中に大きなお寺がありました。また、近くには神社も建てられ、「稲田姫」というお姫様の神霊が祀られていました。
この神社の祭りには「稲子の滝」の清水が供えられていました。暑い夏の日ことでした。一人のきこりが息子を連れて山へ木を切りにやってきました。子供は、幼いころに大病にかかり、熱が下がったときには目が見えにくくなっていました。それ以来、いつもお母さんかお父さんの近くで遊んでいました。
その日はとても暑く、父親は息子を木陰に休ませて、少し離れたところで木を切っていたのですが、あまりにも暑く少し休もうと思い子供のところへ行くと、子供は汗をかいていて、水遊びをしたいといい、父親に滝壷まで連れていってもらいました。子供は滝の清水を浴びて遊んでいると、まわりの景色が良く見えるような気がして、もう一度滝壷の清水で目を洗ってみました。すると森の遠くの方や、父親の顔、手に持った斧が見えるようになったのです。
二人は急いで家に帰り母親に森での出来事を話しました。母親が大喜びしていると近所の人たちが集まってきました。近所の人たちは驚いて「それは稲田姫の清水のおかげだ」と言ってその滝を、稲田姫の「稲」と子供の「子」をとって「稲子の滝」と呼ぶようになり、滝の近くの石に不動明王が彫られました。それからというもの稲子の滝にはたくさんの難病で苦しむ人たちが清水の滝に打たれに通ったといわれています。

と、お話にもありますように滝の右手に不動明王さんがあります。



そして、これが滝なのですが、
3年前の写真です。



一昨年の秋、新聞にも掲載されたのですが、
台風15号の影響?
巨大な十個近くの岩が崩れ落ち、景観が損なわれてしまいました。



ところが、昨年の台風17号の影響?
滝壺をふさいでいた巨大な岩が無くなっていました。



かつて、昭和の初め頃、安濃鉄道が旅客誘致のため、この滝を新聞やポスターで宣伝していたとの話もあります。避暑地としてでしょう。
以前紹介した椋の樹もそうですが、自然の力でその姿が変わってしまうのは残念ですが、今回は、上手く復旧?できた珍しい事象だと思います。
再び、何もなかったかの如く、川のせせらぎの奥に、凛とした滝の姿があります。

2013年6月17日月曜日

芸濃名所めぐり 石山観音公園編 その3  ~西国三十三カ所1~3番~

 石山観音公園の石仏は、前回までに紹介した県指定の3体以外は、主に観音像が点在しています
 石山観音公園編の第3弾からは、その観音像を番号順にご紹介したいと思います。同公園の案内パンフレットの案内図には1~33まで番号が書かれていますが、それらの観音像は、巡礼で有名な西国三十三カ所の観音菩薩を表現しているそうです。
 西国三十三カ所は、近畿二府四県と岐阜県に点在する三十三カ所の観音霊場の総称で、これらの霊場を札所とした巡礼は日本で最も歴史がある巡礼行と言われ、西国巡礼以外にも日本各地で多くの方が巡拝されています。
 では、なぜ「三十三」?・・・通説では、『法華経』「観世音菩薩普門品」諸説の、観音菩薩が衆生を救うとき、三十三の姿に変化するという信仰に由来すると言われていて、西国三十三カ所の観音菩薩を巡礼参拝すると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされています。・・・
今回から1番から順次、西国三十三カ所の札所とあわせて紹介していきます。

まず1番から・・・
石山観音公園内に入って、右手の上り口に




顔は1つ、手は6本、片膝を立てて座る如意輪観世音菩薩像が迎えてくれます。
右の1本の手は頬に当て、何か考えているご様子。とても穏やかな表情をされています。
西国三十三カ所の1番札所は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある那智山 青岸渡寺(なちさん せいがんとじ)にあり、ご本尊は同じく如意輪観世音菩薩です。

石段を上ると正面には前回ご紹介しました三重県指定文化財の「磨崖地蔵菩薩立像」があり、





右に伸びる石段を上ります。







 
曲がりくねった急な石段を上りきると、目の前に


2番の十一面観世音菩薩に出会えます。
その作風から1番と同じ作者によるものと考えられています。
2番札所は、和歌山市紀三井寺町にある紀三井山 金剛宝寺(紀三井寺)
(きみいさん こんごうほうじ(きみいでら))で、ご本尊は、十一面観世音菩薩です。
順路は、左側です。岩肌をくり抜いた中に、番外の弘法大師さまや石仏が安置されています。






 
しばらくすると前回ご紹介しました三重県指定文化財の「聖観音菩薩立像」。


更に進むと・・・















千手千眼観世音菩薩に出会えます。新しい像に変わっていますが、岩肌に古い像の痕跡が・・・
千手、千眼?・・・眼はどこに?・・・
千の手の掌にそれぞれ眼があるらしいです。
千の手で多くの人を救済していただけるとか・・・よろしくお願いします。
3番札所は、和歌山県那賀郡粉河町にある風猛山 粉河寺(ふうもうさん こかわでら)で、ご本尊は同じく千手千眼観世音菩薩です。

今回は和歌山県の三カ所とあわせて紹介させていただきました。
今後も、順次ご紹介していきます。直接石山観音公園までお越しいただくと40分ほどで三十三カ所すべての札所を回ったことになります。是非お越しください。

2013年3月1日金曜日

楽しいよ!おはなし会

芸濃図書館では月に2回くらいの日程で“おはなし会”を開催しています。

対象年齢は小学生以下。
時間は30分程度。
保護者の方も一緒に参加できます。
紙芝居もあります。


先月に開催されたおはなし会のお話は、「三びきのやぎのがらがらどん」でした。
三匹とも「がらがらどん」という同じ名前のヤギたちが、橋の向こうへ草を食べに行く途中、怪物に出会ってしまうという、小さい子どもたちが大好きなノルウェーの童話です。
お話を聞く子どもたちは童話の世界に引き込まれています。


覚えたばかりの字をたどって自分で絵本を読む楽しさ、
おうちの人に読んでもらう楽しさ、
友達や同年代の子たちと一緒に聞く楽しさ、
絵本はいろいろな楽しみ方ができます。
既に読んで知っているお話でも読み方、聴き方によってまた違った印象になったり、新しい発見があったり…。

お子様と一緒に図書館で童話を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※ 詳しい日程は広報16日号の折り込みの「月刊図書館たいむず」をご覧ください

☆・☆・☆・☆・☆


こうして毎月楽しい“おはなし会”の語り手をしていただいているのは、地元の読み聞かせサークル「こんぺいとう」さんです。
「こんぺいとう」さんに活動内容や読み聞かせに対する思いをお聞きしました。

 読み聞かせサークル「こんぺいとう」は、芸濃町に図書館ができたときに結成されました。
 きっかけは「地元に図書館ができるのだから、自分たちでも何か子どもたちにできることをやろう」という思いからです。
 現在は7人のメンバーで地元の保育園、幼稚園、小学校・中学校や図書館、保健センターなどで読み聞かせの活動を行っています。
 中学校で読み聞かせ?と思われる方もみえるかも知れませんが、中学校では地元に伝わる昔話を紙芝居で行ったりします。地元に伝わる話を次の世代に伝えていくことも大切なことと思っています。
 メンバーそれぞれが仕事や家事の合間を縫って活動をし、月に一度の定例会で打ち合わせや研修を行い活動に生かしています。
 読み聞かせでは、その季節に応じた題材を選ぶとともに、参加している子どもたちが飽きることのないように気を遣っています。もちろん参加者の年齢によっても読む本を考えています。その場で「うける」話も大切なのでしょうが子どもたちの「心に残る」話も織り交ぜて行います。
 子どもたちの反応、特に笑顔に出会えた時が「この活動をしていてよかった」と思う瞬間です。
 本の魅力は計り知れません。今後も、子どもたちが本に親しみ、将来本を身近に感じてくれる大人に育ってくれるような活動を続けていきたいと思っています。


素敵な活動ですね。

おじいちゃんやおばあちゃんが話して聞かせてくれた地域の民話も、核家族化が進んだ今の子どもたちには聞く機会がどんどん減ってきています。
民話は、地域の暮らしと心がつまった大切な遺産です。それを大切に伝承することを活動の軸のひとつとされていることは、本当にありがたいことだと思います。

これからも子どもたちにたくさんの笑顔と希望を届けてくださいね。応援しています!